認定資格
日本診療放射線技師会では、以下の6つの資格について認定しています。
これら認定資格はそれぞれの専門知識や技能に必要な教育を受け、本会が実施する認定試験に合格し、
その能力が認められた者に与えられる資格です。
なお、これら認定資格は医療技術の進歩や最新の知識や技能を身に付ける必要があるため、5年ごとの更新制度を採用しています。
認定試験開催概要
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医療施設における放射線関連機器の特性を理解し、その安全かつ適切な利用のために性能維持と安全確保を通じて良質かつ安全な医療を提供することを目的としています。放射線機器管理士の講習内容は、関係法令、医療施設管理総論、医療機器管理総論、診断用エックス線装置、エックス線CT装置、医用電子加速装置、MRI装置、核医学装置、超音波画像診断装置となります。
なお、放射線機器管理士を取得するためには、e-learningによる在宅講習を受講し、認定試験に合格する必要があります。 -
医療施設にて放射線の安全管理や医療被ばくの低減に努めるとともに、緊急被ばく医療へ対応できる知識や技術を身に付け、国民の安全確保に努めることを目的としています。放射線管理士の講習内容は、関係法令、医療施設等における人に関する放射線安全管理、医療被ばくの低減、緊急被ばく医療(基礎編)、緊急被ばく医療(実践編)、緊急被ばく医療(心理編)、平常時の放射線に関する健康相談、放射線管理士の役割、原子力関連施設、気象学となります。
なお、放射線管理士を取得するためには、e-learningによる在宅講習を受講し、認定試験に合格する必要があります。 -
医療画像情報の運用管理に関する知識を修得し、より良い画像情報を提供するため医療画像情報の適切な利用、管理を行うことを目的としています。医療画像情報精度管理士の講義内容は、デジタル画像、圧縮技術、コンピュータの基礎、ネットワークの基礎、 PACS(運用・保守管理)、医用画像表示装置、DICOMの基礎、標準規格、精度管理・画像評価、医療における個人情報保護、情報セキュリティ、放射線情報システムです。
なお、医療画像情報精度管理士を取得するためには、e-learningによる在宅講習を受講し、認定試験に合格する必要があります。 -
診療放射線技師を目指す学生の指導のみならず、医療施設にて放射線技術の教育指導を効果的に行うための指導者として知識を習得するとともに、臨床実習の効果的な実施と診療放射線技師の資質向上を図ることを目的としています。臨床実習指導教員としての講義内容は、実習施設指導者として必要な知識、臨床実習指導教員の役割、指導者が知るべき診療放射線技術です。
なお、臨床実習指導教員を取得するためには、公益財団法人医療研修推進財団(P-MET)が実施する診療放射線技師実習施設指導者養成講習会を受講し、かつ日本診療放射線技師会が実施する講習会(e-learning)を受講し、認定試験に合格する必要があります。 -
2011年3月11日に発生した東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故以来、人々の「被ばく」に対する関心は高まっています。これまでも診療放射線技師は医療の現場において、医療被ばくへの対応は行ってきましたが、原子力発電所の事故による環境汚染によって被ばくについての相談も増えているのが現状です。そのため、医療のみならず広く放射線被ばく全般の相談に対応できる人材として、平成26年度より放射線被ばく相談員を育成することになりました。
なお、放射線被ばく相談員を取得するためには、日本診療放射線技師会が実施する講習会を受講し、認定試験に合格する必要があります。講習会の内容は以下のとおりです。- 放射線被ばく相談員育成制度の意義
- 放射線被ばく相談員の倫理
- 災害時の被ばく相談
- 原発事故による非難生活とメンタルヘルス
- 医療被ばく相談
- 被ばく相談における傾聴の重要性
- 内部被ばくと福島の現状
- リスク・コミュニケーション
- 放射線被ばくの測定法
- 傾聴訓練
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画像診断に関する幅広い知識、および優れた診療放射線技術を有する診療放射線技師を育成することにより、画像診断装置から産出される3次元画像の質の向上と画像等手術支援に関連する支援画像および医療安全の確保、そして標準医療を担保し、国民の健康と福祉に貢献することを目的に、画像等手術支援(Intelligent Imaging)認定診療放射線技師の認定を平成30年度から開始しています。
画像等手術支援(Intelligent Imaging)認定診療放射線技師の認定を希望する者は、認定試験に合格する必要があります。 -
原子力等放射線災害および自然災害において、被災地での医療救援活動の役割を担う診療放射線技師を災害支援診療放射線技師と位置付け、その活動を推進し、特に災害支援診療放射線技師のリーダーとしての役割を担う診療放射線技師を「災害支援認定診療放射線技師」として、2020年から認定しています。
「災害支援認定診療放射線技師」の認定申請には講習会の修了および確認試験に合格する必要があります。
認定資格の更新について
本会の認定資格は5年ごとの更新制度を採用しています。
e-ラーニングによる講習、確認試験に合格することで更新となります。
毎年、更新対象者に対して本会より更新のお知らせ(6月頃)が送付されますので、更新対象者は必ず確認するよ うにしてください。
更新希望者は、9月末日までに更新講習を受講するための意思表示が必要となりますので、更新の手引きにしたがって、更新講習の申請をする必要がありますので注意 してください。
(平成25年度より更新講習会はe-learningにて実施いたしております。)
認定資格停止者向け講習会
「認定資格停止者向け講習会」につきましては、2025年度から開催はありません。
認定資格を失効してしまった方で再取得を目指す方は、「認定資格試験受験のための在宅講習」を受講修了の上、CBT(Computer Based Testing)方式で実施している認定試験の受験・合格にて取得となります。
オートプシー・イメージング(Ai)認定診療放射線技師
死後画像の撮影に関する知識や技術の向上と品質の確保ならびに公正を担保し、死因究明に必要な画像を提供できる環境の醸成を目的にオートプシー・イメージング(Ai)認定診療放射線技師を認定しています。
オートプシー・イメージング(Ai)認定診療放射線技師の認定を希望する者は、以下のすべての要件を満たす必要があります。認定申請期間は毎年12月1日から翌年2月中旬までとなります。
オートプシー・イメージング(Ai)認定診療放射線技師の認定期間は5年間です。
- 日本国の診療放射線技師免許を有すること
- 診療放射線技師免許取得後、通算5年以上の実務経験を有しており、そのうち通算2年以上はオートプシー・イメージング(Ai)に必要なCTなどの画像診断装置の使用経験を有していること
- 本会が主催する診療放射線技師基礎講習「X線CT検査」または日本X線CT専門技師認定機構主催の「X線CT認定技師講習会」、および死亡時画像診断(Ai)認定講習会を受講していること
- 死後画像を検査した経験があること
下部消化管(注腸)認定診療放射線技師
下部消化管(大腸)に関する幅広い知識、および優れた診療放射線技術を有する診療放射線技師を育成することにより、下部消化管検査(注腸)の質の向上と均てん化、医療安全の確保および標準医療を担保し、国民の健康と福祉に貢献することを目的に、下部消化管(注腸)認定診療放射線技師を認定しています。
新たな下部消化管認定診療放射線技師の認定試験については、現在予定しておりません。